アウトプットの部屋

エンジニアになるためのアウトプット

テスト(ITパス)

システムが完成すると、必ずテストを行います。テストには基本的に3つのテストがあります。

単体テスト

部品単体の信頼性を確認すします。基本的に何かを入力して、正しい出力がなされているかをチェックします。方法は主に2つです。

ブラックボックステスト・・・モジュールの内部は意識せず、入力と出力を検証します。

ホワイトボックステスト・・・モジュールの中身自体を検証します。

さらに入力として用いるデータも2種類に分けられます。

・同値分割・・・データを種類ごとに分け、代表的な値で入力します。(例えば、データをAとBに分けた時、Aの代表a、Bの代表bを入力し検証します。)

・限界値分析・・・上記グループの境目を重点的にチェックします。(データ(AとB)の境目は値が被ったりとエラーが起きやすいです。)

結合テスト

モジュール間のインタフェースをチェックします。

トップダウンテスト ・・・ 上位モジュールから先にテストをおこないます。その際スタブと呼ばれる仮のモジュールを使います。中枢機能からテストするので、致命的なバグは発見しやすいです。

ボトムアップテスト ・・・ 下位モジュールから先にテストをおこなういます。その際ドライバと呼ばれる仮のモジュールを使います。プログラミングと並行しながらテストが行えることがメリットです。

また、トップダウンテストとボトムアップテストを同時におこなう方法を、サンドイッチテストと呼びます

システムテスト・・・さらに検証の範囲を広げてシステム全体のテストをおこないます。

性能テスト負荷テストなど様々な項目があります。