rubyのヒアドキュメントについて
ヒアドキュメントとは、まとまった文字列(テキスト)を書く時の手法のことです。「<<」を使って書きます。短い文章ならあまり必要ないですが、長い文章を書く時はヒアドキュメントを使うと良いでしょう。
puts <<TEXT hoge fuga TEXT
結果
hoge fuga
「<<-」と書くと、最後の識別子をインテンドさせることができます。(「-」を書かないでインテンドすると、普通の文字列と勘違いされ最後の識別子がないと判断される。またインテンドしなくても最後の識別子として認識される)
puts <<-TEXT hoge fuga TEXT
結果
hoge fuga
「<<~」と書くと、内部のインテンドは無視されて出力されます
また、最初の識別子を
1.何も囲まない
2.ダブルクォーテーションで囲む
のどちらかをすると変数展開されます。逆にシングルクォーテーションで囲むと変数展開されません。
また最後の識別子をシングルクォーテーションやダブルクォーテーションで囲むと、最後の識別子と判定されず「文字列」として判断されます。
puts <<-TEXT hoge fuga 'TEXT' "TEXT" TEXT
結果
hoge fuga 'TEXT' "TEXT"
'TEXT'や"TEXT"は文字列になってしまうので注意ですね。