rubyのchompメソッドなどについて
改行コードを削除するメソッドに、chompメソッドなどがあります。
他にも似たようなメソッドがいくつかあるので紹介します。
①chompメソッド
chompメソッドは、文字列の末尾にある改行コードを削除します(\r,\n,\r\nのいずれにも対応する)。改行コードがなければ何もおこなわれません。 破壊的メソッドは、chomp!メソッドです。
p "abc\r".chomp =>"abc" p "abc\r\n\r\n".chomp =>"abc" #複数の改行コードは全て削除する(空文字を引数にして書いても同じ挙動をする)
②chopメソッド
chopメソッドは文字列の末尾を一文字削除するメソッドです。ただし"\r\n"の2文字で終わっている場合のみ、その2文字を取り除きます。破破壊的メソッドはchop!メソッドです。
p "abc".chop =>"ab" p "abc\r\n".chop =>"abc" p "abc\r".chop =>"abc"
③stripメソッド
stripメソッドは、文字列前後のホワイトスペース(改行コード、半角スペース、タブ)をすべて削除します。文字列の前後なので、文字列と文字列の間は削除されないので注意です。破壊的メソッドはstrip!メソッドです。
p " ab c \n ".strip =>"ab c" # 間の半角スペースは削除されない p " ab\nc\nw".strip =>"ab ab\nc\nw" #末尾はwで終わっているので削除されない