コンピュータ・サイエンス③
メモリーのデータ型
メモリー(メモリーIC)には、ROM,DRAM,SRAMなどがある。(ROMは読み出し専用、RAMは読み書き可能)
物理的なメモリーはそこまで意識する必要はないが、メモリーにおける「データ型」は意識する必要がある。
データ型とは、どのような種類のデータを格納するのかを示し、メモリーにとっては占有するサイズを表すもの。
C言語において、 charは1バイト、shortは2バイト、longは4バイトとなり、仮に同じ変数だとしても関数によってデータ型は異なる。よく使われるintは4バイト(32ビット)。 データの下位バイトをデータの下位アドレスに格納することをリトル・エディアンという。
ポインタとは、メモリー・アドレスを格納するための変数のこと。これを使えば格納されたアドレスから一度にそのバイト数のデータを読み書きすることができる。
メモリーのデータの保存の仕方
スタック・・LIFO方式。後入れ先出し。
キュー・・FIFO方式。先入れ先出し。リング・バッファと呼ばれるリングの形をしたキューがよく使われる。(末尾が先頭と繋がっている)
上の2つは配列やインデックスなどを考えずに済む。
リスト・・データの追加や削除などを行う時に適している。
二分探索木(バイナリー・サーチ・ツリー)・・データを検索する時に適している。